自分も使わないし、人が使っているのも聞いたことがない。

もし飲み屋で談笑などしているときに
誰かが「笑わせないでよ~(笑)」と言ったら、
自分は「この人変だな」と思ってある種警戒するだろう。


たぶん、日本で「笑わせないで」を使う人はいない。



じゃあ「笑わせないで」はどこから来たのか?
なぜなじみがあるように感じるのか、普通の日本語と感じるのか。


たぶん、由来は外国の映画だろうと思う。
それで日本の映像作品にも時折使われるようになった。

外国(おそらく米国)で「笑わせないで」が日常的に使われているのか知らないが
(おそらく使われていないと予想)、

映画で「Do not make me laugh」と言っているのは
しばしば耳にする。

そしてその字幕が「笑わせないで」である。
それで国産の映像作品(また小説も?)「笑わせないで」を使う。



「笑わせないで」は私が子供のころからあった。
おそらく最初に耳にしたのは日本語だ。

そしてその英訳が「Do not make me laugh」だと映画か何かで見たときに
「はぇ~、そんなことがあるんだ~、なんかスゲェー!」
と子供心に感心したものである。


でもたぶんそれは順序が逆で、
「Do not make me laugh」という外国映画のセリフが先にあって、

その訳のために「笑わせないで」を作った。

その後、日本の映像作品にも使われるようになった、
というところではないだろうか。


要は、「笑わせないで」と「Do not make me laugh」は
一致して当たり前、ちゅう話なんじゃないだろうか。



こういった
創作物の中でしか使われない、
「日本で使われない」日本語の言い回しは
数多くあるが、
外国映画を訳したものも
かなり数が多いんじゃないか、と思う。



ちなみに Google 翻訳で
「笑わせないで」を入力すると「Do not make me laugh」と出るが、
「さわらせないで」と入力すると「Do not touch me」と出る。